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腰痛の時には腰痛ベルトをした方がいいですか? | 志木駅徒歩2分にある新座市で人気の接骨院

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腰痛の時には腰痛ベルトをした方がいいですか?❘志木駅 まきの接骨院

これは時と場合によるというのが答えです。
まず、あなたの腰痛の原因が何かによって腰痛ベルトをした方が良いのか?もしくは逆効果になるのかに分かれます。簡単に説明しますので自分がどちらなのかを考えてするのか、しないのかを決めてみたください。25年以上腰痛で悩み、現在は完治したまきの院長がお答えします。ぜひ参考になさってください。

 

私も腰痛で悩んでいました❘志木駅 まきの接骨院

腰痛は本当につらい症状です。私も長年腰痛で悩みましたのであなたのつらさは理解できます。

腰痛は8割が原因不明とされています。結論から言えばほとんどの場合腰痛ベルトは必要ありません。私は5種類くらい腰痛ベルトを持っていますが、今思えばどれも必要なかったと思っています。ですので、現在は患者さんにもできるだけベルトは巻かないように指導しています。なぜなら腰痛から解放されるには必要ないどころか悪影響になるからです。

原因がケガの場合

この場合は腰痛ベルトをすると良いでしょう。
さっきまで腰痛ベルトはしない方が良いと言っていたのにと思うかもしれませんが、この必要な場合とは腰痛の原因がケガの場合です。

ケガというのは身体に損傷があるということです。腰椎骨折、骨盤骨折、背筋の肉離れ、腱断裂、じん帯断裂がそれにあたります。骨折の場合骨を固定しないと癒合しにくいですし、痛みが強いです。背筋の肉離れも筋肉を動かすと、修復しにくいし痛みがあります。
このように骨折、断裂などによる損傷の場合に腰痛ベルトは有効です。

脊柱管狭窄症は脊柱管の中の問題なので外側を腰痛ベルトで固定しても意味はありません。
腰椎ヘルニアに関してもつけなくて良いと思います。ベルトは基本的に腰を反らすことを制限できますがヘルニアは身体を前かがみにした際に後方へ飛び出すことがほとんどです。つまりそれほど意味はありません。炎症が起きているのであれば固定することで痛みは軽減する可能性もあるので初期は有効かもしれませんが、わざわざ買う必要は感じません。

原因がケガ以外の場合

何度も言いますが、ほとんどの場合腰痛ベルトは必要ありません。
なぜならケガ以外の腰痛の場合は筋肉の緊張がほとんどだからです。緊張を分かりやすく言うと筋肉がいわゆる【つっている】状態です。専門的には筋痙攣と言います。

ところであなたは足がつったことはありますか?
その時にはどうやって症状をおさえたか覚えていますか?
ほとんどの場合、ストレッチしたり、筋肉を圧迫したりして、つっているのが落ち着くのを待ちます。すると違和感はあるものの痛みはかなり軽減したと思います。

足がつっている人にギプスして固定したらどうなるでしょうか?
ストレッチすれば収まるのに、痛いポジションで固定することになり痛みが長引きます。
このようにケガ以外の腰痛であれば痛みがあっても固定はしないほうが良いでしょう。

腰痛の原因がケガ以外の方はほとんどの人は腰痛ベルトは必要ないと言いましたが以下の様なケースもあります。
それは、適度に筋肉を圧迫することでその筋肉に力を入れた際の痛みが軽減する場合です。
固定して痛みが軽減する場合はしても良いですが、どうしても出かけなくてはならない時などにとどめておいた方が良いでしょう。
腰痛ベルトを巻くこと治りが遅くなり、慢性化し度々腰痛に悩まされることになります。

まとめ

ケガの場合は腰痛ベルトやコルセットで固定し、原因が筋肉の緊張であればできるだけベルトをせずに日常生活をすることが早く治し、痛みを慢性化させない方法だと言えます。
腰痛に関する正しい知識を知ることで、誤った事をしなくなればばかなり改善します。
この他にも腹筋をすれば腰痛はなくなるのか?痛い時には安静が良いのか?痛み止めは飲んだ方が良いのか?等も腰痛軽減の為には重要な情報になります。
誤った知識によって腰痛が繰り返したり治らない方が減ることを祈っています。

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