股関節の痛み
股関節痛は文字通り股関節周囲の筋肉や骨、軟骨、じん帯に何らかの損傷や変形、炎症などがある場合に起こる症状です。
変形性股関節症や股関節唇障害、骨折、腫瘍などの重大な症状の他に、使い過ぎによる炎症や筋肉緊張による痛みなどがあります。
サッカー選手などではダッシュやキック動作を繰り返し行うことで痛みを訴えることがあります。これらはグロインペイン症候群と言われ当院にも多く来院します。
原因は股関節周囲の筋肉や関節の柔軟性の低下により骨盤の不安定になり発症すると考えられています。
対処法は股関節周りの筋肉の柔軟性を改善したり股関節周り及び体幹のトレーニングが有効とされています。
まきの接骨院での股関節痛治療
当院では股関節痛が筋肉やじん帯や骨の損傷によるものか、それとも股関節の使い過ぎによる炎症なのか?筋肉のスパズム(筋痙攣)によるものかを判別します。
ケガによる損傷や炎症であればLIPUSや干渉波等による電気治療などがメインで損傷の回復を行います。回復次第マッサージやストレッチなどで可動域制限を取り除き元の状態に戻す様なリハビリを開始します。
筋肉のスパズムやトリガーポイントによる股関節痛も多くみられる症状です。この場合股関節痛を起こす筋肉のトリガーポイントへの施術を行います。
はじめはケガによる股関節痛だったが、安静にしすぎたためトリガーポイントが発生するという場合もあります。この場合数週間で股関節のケガは完治しているはずなので、痛みが続く場合は筋肉の緊張による症状だという事になります。
ケガへの施術とトリガーポイントやスパズムへの施術は真逆なのでなかなか治らないという事になります。どちらにせよ、現在の症状が何による痛みなのかを把握し施術することが大切です。
以前、人工関節のオペをして数年したら痛みが出てきたという方が来院されましたが、股関節の問題というよりは股関節周りの筋肉の問題でした。しばらく施術を行うと痛みはなくなり日常生活に支障が無くなったケースもあります。