交通事故によるケガで後遺障害を受けるためには
交通事故によるケガが一定期間治らず、このまま症状の回復が見込まれない状態になると【症状固定】という状態になります。半年以上病院や整骨院・接骨院での施術を受けても痛みやしびれなどの症状が消失しない状態です。
追突によるむちうち等は後遺障害14級の9号として扱われることが多く認定された場合は自賠責から最低32万円、上限75万円が支払われるようです。
後遺症認定の条件
後遺障害の認定は簡単なものではなく、一生治らない症状を抱えてしまった方が受取るお金だという事です。当然審査は厳しく軽い症状ではほぼ認められることはありません。
後遺障害を認められる可能性が高いものとして、第一条件として通院日数があります。
整形外科に半年間で60日通院する事が一番良いと言われています。
または、整形外科と整骨院・接骨院を併用した場合は80日間で、その中でも病院への通院を15回から20回程通院し、残りの通院は整骨院・接骨院の施術を受けると良い言われています。
後遺障害認定を受けたい方の通院
最も良いのは整形外科に半年間で60日間ほど通院する事です。さらに、MRI等の検査でヘルニアなどの異常所見があり、スパーリングテストなどで陽性があり、痛みやしびれが続き改善されなければ後遺症認定される可能性があります。しかし、この条件をクリアしていても必ずしも認定されるわけではありません。この条件は最低条件ですので画像検査で異常なし、徒手検査で初めは陽性でも、改善し陰性になった等では難しいと言われています。
後遺障害認定受けられれば良いが、絶対ではない方の通院
MRI等の画像に問題がなく筋肉や靭帯の損傷だけやしびれ等の神経症状はなく痛みも徐々に引いているのであれば後遺症認定で認められる可能性は低くなります。この場合は整骨院などにきちんと通院し症状の完全治癒を目指して施術を受けると良いかもしれません。後遺障害認定は条件が厳しく、かなり酷い事故でない限り認められないことが多いように思います。
もし、あなたが後遺障害認定など貰わなくても回復すれば良いという事であれば、整骨院・接骨院での日々の施術をおすすめします。たいていの症状なら4か月でほとんどの方が痛みやしびれはなくなり日常生活に問題が無くなると思います。
病院だけに通院しようとして、混雑していてリハビリの予約が取れなかったり、早く閉まってしまうので仕事の日は通院できない等の理由でなかなか行けないよりも、少しでも早く治したいのであれば積極的に整骨院・接骨院も利用し行ける時に病院にも通院する事があなたのお身体の回復に最もおすすめの通院方法だと思います。
整形外科に通院するよりも後遺症認定の可能性は低くなるようですが、整形外科に忙しくて通院できない場合は整骨院・接骨院に通院し日数の条件を満たすことが必要です。早く帰宅できる日や休日に整形外科に半年で15回の通院を目指しましょう。整形外科と整骨院・接骨院を併称した通院では合計80日が必要になりますが、多くは4か月ほどで打ち切りの話が出てくるため、かなり症状の酷い方でないと整骨院・接骨院に半年通院は難しいかもしれません。
忙しくて整形外科に通院できない方・後遺症認定は出さなくても良いという方の通院
後遺障害認定の条件として、通院日数の他はMRI等で異常所見が認められること(ヘルニアや椎間孔の狭小、椎間変性)や、徒手検査(スパーリングテスト等)で陽性になること、痛みやしびれが緩解していないこと等のいくつもの項目の総合点で後遺障害を認定されるかどうかが決定されます。この他にも、車の修理費が高い(ダメージが大きい証明?)等の客観的な証明も認められる際に有利に働くことがあるようです。
交通事故に遭った方のほとんどはそうかと思いますが、画像所見で特に問題がないと言われた場合はその時点で認定の可能性は低くなります。
この場合は後遺症認定を狙うより、お身体の回復を優先しきちんと施術を受けることが良いかと思います。整形外科に通院が難しい方は月に2回ほど通院し、他は整骨院・接骨院で施術する事で早く回復させることが可能です。
多くの方は4か月ほどでほぼ回復します。交通事故の施術の経験が豊富な整骨院・接骨院で交通事故の専門的な施術を受け、たまに行く整形外科で痛み止めや必要な検査、診察を受けることが良いかと思います。これが整形外科と整骨院・接骨院のおいしいとこ取りのおすすめの通院方法です。
慰謝料に関しても整形外科に10日行っても、整骨院・接骨院に10日行っても金額は全く同じです。後遺障害認定に関してのみ整形外科に多く通院すると有利ということです。はじめから後遺障害認定されない症状だと考えられる場合は、通院しにくい整形外科より整骨院・接骨院できちんと通院した方が回復しやすいのは当然の結果でしょう。
交通事故に遭った場合にする事
まずは3日内に整形外科を受けることが必要です。しばらく経つと事故との因果関係が認められず、痛みやしびれがあっても通院が認められなくなることがあります。
整形外科で診てもらう際に、痛みのある部位をすべて伝えましょう。
画像検査の結果は後遺症認定にも今後の治療方針の決定にも重要です。
まきの接骨院では、事故のに整形外科にまだ行っていない方の相談も行っています。お身体をチェックし整形外科でどの部位を診てもらうと良いかアドバイスします。
また当院で提携している整形外科をご紹介していますので、当院での施術と整形外科の両方に通院する事が可能になります。
最初に行く整形外科の医師によっては整骨院への通院を許可してもらえない場合もあります。
本来は患者さんに決定権があり、どこに通院するかは自由なのですが保険会社が認めず揉めるケースがあるのです。
そのため、整骨院・接骨院での施術をメインに考えている方にとって最初に行く整形外科は大変重要です。当院に通院する方であれば提携の整形外科をご紹介いたしますのでご安心ください。
まきの接骨院は新座市、朝霞市、志木市の方には通院しやすい志木駅徒歩2分の場所にあります。
交通事故治療には豊富な経験を持ち、専門的な施術とその他のアドバイスも行います。
交通事故に遭ってしまった方はできるだけお早めにご連絡ください。整形外科や他の整骨院に行く前ならアドバイスが可能です。ご相談お待ちしています。