TEL Web予約 LINE
腰椎すべり症・腰椎分離症 | 志木駅徒歩2分にある新座市で人気の接骨院
お問い合わせはこちら

腰椎すべり症

腰椎すべり症は、腰部の骨である腰椎が正常な位置から前方にずれてしまう状態を指します。この症状は、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあり、多くの方がその痛みやしびれに悩まされています。しかし、腰椎すべり症と診断されても、必ずしも手術が必要なわけではなく、また、痛みの原因が骨のずれだけではないことも少なくありません。ここでは、腰椎すべり症について深く掘り下げ、その症状、一般的な治療法、そして当院でのアプローチについて詳しく解説していきます。

腰椎すべり症の分類とメカニズム

腰椎すべり症は、主にその発生原因によって大きく3つのタイプに分類されます。

 腰椎変性すべり症
これは、加齢に伴い腰椎や椎間板(腰椎と腰椎の間にあるクッション材)などが変性・変形することで、徐々に腰椎が前方にずれていくタイプです。特に、第4腰椎と第5腰椎の間で発生することが多いとされています。長年の積み重ねや姿勢の癖、あるいは遺伝的要因なども関与していると考えられています。椎間板の水分が減少し弾力性が失われることや、椎間関節の変形によって、腰椎全体の安定性が損なわれ、結果としてずれが生じやすくなります。

 腰椎分離すべり症
これは、腰椎の特定の部位である「椎弓(ついゆみ)」と呼ばれる上下の腰椎をつなぐ関節部分に疲労骨折が生じ、その後に腰椎がずれてしまうタイプです。この骨折は「腰椎分離症」と呼ばれ、特にスポーツによる使い過ぎや繰り返し行われる腰への負担が原因となることが多く、成長期の若い世代にも多く見られます。特に、第5腰椎の分離が多く、その結果、第5腰椎とその下の仙骨がずれてしまうケースが頻繁に起こります。分離症自体は無症状であることも多く、それが進行してすべり症となるケースもあります。

先天的なすべり症
稀にではありますが、生まれつき腰椎の形態に異常があり、それが原因ですべり症が生じるケースもあります。これは、腰椎の形成不全などが関与していると考えられています。

腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症の主な症状は、以下の通りです。

これらの症状は、腰椎が正常な位置からずれることで、脊髄やそこから枝分かれする神経が圧迫され、炎症や血行不良が生じることによって引き起こされると考えられています。

腰椎すべり症の一般的な治療

腰椎すべり症と診断された場合、まず選択されるのが「保存療法」です。これは、手術以外の方法で症状の改善を目指す治療法です。

保存療法

手術療法

保存療法を数ヶ月行っても症状の改善が見られない場合や、症状が進行して間欠性跛行が著しい場合、あるいは神経麻痺が進行している場合などには、手術が検討されます。手術の目的は、ずれた腰椎を正しい位置に戻し、神経の圧迫を取り除くことです。

手術によって腰椎のずれは改善されますが、術後も痛みが残るケースや、手術によって新たな問題が生じる可能性もゼロではありません。

まきの接骨院での腰椎すべり症の治療

当院では、腰椎すべり症の症状に対するアプローチとして、一般的な病院での治療とは異なる視点を持っています。

症状の原因に対する新たな視点

病院でレントゲンやMRIを撮影すると、腰椎のずれが確認され、「これが原因で痛みやしびれが出ている」と説明されることがほとんどです。しかし、当院では以下の点に注目し、その考え方には疑問を呈します。

これらのことから、当院では「痛みと構造の変化は必ずしも一致しない」という考え方を重要視しています。つまり、レントゲンやMRIで確認できる腰椎のずれがあっても、それが直接的な痛みの原因ではないケースが多々あると考えています。

当院の施術方針

当院では、腰椎の位置を無理やり戻すような施術は行いません。それよりも、痛みの原因となっている可能性のある以下の点に重点を置いたアプローチを行います。

当院の施術は、ずれてしまっている腰椎を無理に元の位置に戻すことを目的とするのではなく、「すべり症だけど痛みはないし、行動に何の問題もない」という身体を目指します。実際に、腰椎のずれがあっても痛みがなく生活している方は多くいらっしゃいます。

安静の必要性について

成長期に発症した腰椎分離すべり症の場合、骨がまだくっつく可能性があるため、無理な運動は避ける方が良いとされています。しかし、大人になってから数年前に診断されたものであれば、過度な安静は必ずしも意味がないと考えています。むしろ、適切な運動や施術によって、周囲の組織を柔軟にし、血流を改善することが、症状の軽減につながる可能性が高いです。

手術について

手術は、腰椎のずれが痛みなどの原因だと考えて行われるものです。しかし、もし痛みの原因が骨のずれだけではない場合、手術をしても症状が改善しないケースがあるのはこのためだと考えられます。当院では、安易な手術を推奨せず、まず保存療法や当院での施術を通じて、痛みの根本原因を探り、症状の改善を目指すことをお勧めしています。もし、当院での手技療法を行っても変化がない場合や悪化していく場合には手術を選択する事をお勧めします。ですので手術はできるだけ受けたくない方は当院の整体を受ける価値はあると言えるでしょう。

おすすめの施術プラン

当院では、整形外科にも通院しながら、当院で整体を受けるという併用をおすすめしています。整形外科での診断や画像検査は、腰椎の状態を把握するために非常に重要です。その上で、当院では、画像には映らない、しかし痛みの原因となっている可能性のある筋肉や神経へのアプローチを行うことで、より効果的な症状の改善を目指します。

患者様の声

60代 女性
腰椎すべり症と診断され、手術を勧められていましたが、セカンドオピニオンとしてこちらに相談しました。レントゲンでは確かにずれていましたが、先生の説明を聞いて、痛みの原因はそれだけではないと納得できました。施術を受けるうちに、あれほどひどかった足のしびれが少しずつ和らぎ、今では長時間歩けるようになりました。手術を受けずに済んで本当に良かったです

10代 男性
スポーツをしている息子が腰椎分離すべり症になり、練習を休むことに。こちらの先生に診てもらったところ、骨のずれだけでなく、周りの筋肉の使いすぎも原因だと言われました。施術と、自宅でできるストレッチを教えてもらい、徐々に痛みがなくなり、練習に復帰できました。痛みが引いてからも、再発しないための体の使い方を教えていただき、感謝しています

Q&A

Q1: 腰椎すべり症は一度なると治らないのでしょうか?
A1:腰椎のずれ自体は完全に元に戻らないケースもありますが、症状は改善し、痛みなく日常生活を送れるようになることは十分に可能です。当院では、腰椎のずれがあっても症状が出ない身体を目指します。

Q2:運動はしても良いのでしょうか?
A2:症状の程度やタイプによって異なります。自己判断での激しい運動は避けるべきですが、適切な指導のもとで行うストレッチや体幹トレーニングは、症状の改善に有効な場合があります。必ず専門家にご相談ください。

Q3:温湿布と冷湿布はどちらが良いですか?
A3:急性の強い痛みや炎症がある場合は冷湿布、慢性的な痛みや血行不良が原因の場合は温湿布が効果的なことが多いです。ただし、個人差があるため、ご自身で試してみて心地よい方を選ぶか、専門家にご相談ください。

Q4:手術を勧められましたが、受けたくありません。どうすれば良いですか?
A4:手術は最終的な選択肢であり、必ずしも全員に必要なものではありません。当院では、手術以外の方法で症状の改善を目指すことができます。まずはご相談いただき、状態を詳しくお聞かせください。

Q5:施術は痛いですか?
A5:基本的に痛みを感じにくいソフトな施術を心がけています。筋肉の緊張が強い部分では多少の刺激を感じることがありますが、患者様の状態に合わせて調整いたしますのでご安心ください。

腰椎すべり症でお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの痛みの根本原因を見つけ、快適な生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます

ご予約はこちら
整体