あなたの痛みの原因はトリガーポイント?
当院では、トリガーポイントやスパズムと言われる、筋肉が原因の痛みや症状に焦点を当て施術しています。
今まで、肉離れ、捻挫、神経痛、成長痛、ヘルニアなどと思われていた症状が、実は筋肉の強い緊張や血行不良が原因かもしれないのです。
なぜ、あなたのつらい症状が筋肉や血行不良が原因だと考えられるのか?
それをこれから説明していきます。
血管が詰まっていることも考えられますが、多くのケ
ースでは血管が収縮(自律神経による)していたり、筋肉が血管を圧迫して流れが悪くなっていることが考えられます。
レントゲンでは何がわかる?
まずは詳しく説明する前に、検査の事を知る必要があります。
一番有名なレントゲンですが、これは骨折の有無がわかります。
もし、あなたが交通事故や転落、衝突、強い打撲等のケガの原因がある場合は、骨折の有無の確認のためにレントゲンを撮ると良いでしょう。
しかし、骨が折れてしまうような大ケ
ガをしていなければ撮る必要はないでしょう。
MRIでは何がわかる?
レントゲン以外で有名な検査といえばMRIです。
この検査では様々な異常を見つけら
れるかもしれません。
人体を輪切りにして細かく組織を確認できます。
この検査の重要性は、例えば腰痛の原因が実は悪性の腫瘍だった!といったケースを見抜けることです。痛みが強かったり、ずっと治っていない症状であれば受けてみると良いかもしれません。
そんなMRIにも弱点はあります。
それは、筋肉の強い緊張が原因の
痛みに関しては分からないということです。
MPS(筋・筋膜疼痛症候群)とは?
検査でわからない痛みこれはほとんどがMPSと考えて良いと思います。
MPSは筋肉の緊張が原因である疼痛の総称で、大きく分けると2つに分けられます。
・トリガーポイント
・スパズム
症状としては、痛み、しびれ、違和感、関連痛、ヒリヒリする、冷たい感じなどです。
MPSを起こす原因は、筋肉の緊張、不良姿勢や使い過ぎ、血行不良、酸素不足、外傷後にできるケースなどと、考えられています。
※トリガーポイントとは、筋肉などに作られる筋肉の緊張部位(コリ)であり、局部及びその他の部位に特有の症状を引き起こすポイントです。
血行不良も痛みの原因?
血行不良が原因と言われてもピンと来ないかもしれません。
健康不良になる原因は血液が流れてこないということです。
なぜ流れてこない状態になっているのか?
血行が悪くなると、血液に含まれる栄養や酸素が組織に行かなくなります。すると血漿からブラジキニンという物質が出ます。これが神経の痛みを感じる受傷気に取り込まれ痛みが発生すると言われています。
医師「特に異常はありません・・・」
あなたは、整形外科でレントゲンをやMRIを撮ったけど異常がないと医師に言われませんでしたか?
身体に異常がないのに、こんなに痛いなんてどういう事?
きっと、そう思うでしょう。
こういう場合は、消去法で考えます。
骨折、脱臼、腫瘍などがない場合、次に考えるのは筋肉の緊張と血行不良です。
内臓の疾患なども考えられますし、その他の原因もあるでしょう。
しかし、特殊な病気による痛みでなければ、MPSや血行不良が原因として考えていくと良い結果が出ることが多いです。
痛みのある人はどうすればいいの?
あなたの痛みの原因を探すことが一番の近道です。
外傷によるものか?慢性痛なのか?トリガーポイントなのか?スパズムなのか?血行不良によるものか?姿勢が悪いのか?この他にも末梢神経やメンタル等いくつか考えられる原因があります。これらの情報を整理して、痛みの原因を特定し施術をすることです。
骨折や捻挫などの外傷による痛みなら、固定やリハビリで改善するでしょう。
しかし、問題はMPSや血行不良の場合です。
この場合は、筋・筋膜をリリース(緩める)する必要があります。
痛みの原因がどこの筋肉が原因かを探し当て、その部位に適切に施術をすればいいのです。
施術ポイントを探すことが難しいケースもありますが、軽いケースであれば数回の施術で効果が出ることは珍しくありません。
子供の成長痛はどうなの?
スポーツをやっているお子さんによくある症状として、オスグッド病やシーバー病、アキレス腱の痛み、シンスプリント等があります。
成長痛は成長時に起きる痛みとされていますが、骨の成長による痛みであれば全ての子供が成長時に痛みを訴えてもおかしくありません。
しかし、私は小中学生のころ、毎日ハードな練習をしていましたが成長痛にはなりませんでした(器械体操をやっていました)
例えば、オスグッド病などで膝の骨が変形したり、はがれたりしている場合は骨折の一種になるので痛みは強いでしょう(外傷に分類されます)
この場合、当院では超音波治療を行います(骨の修復が早まります)
また、脚の筋肉にトリガーポイントが見つかることも多く、それが原因でひざ下部分に痛みが発生していることもあります。
成長痛は成長期によく起きる痛みだと考えるといいでしょう。成長時の痛みではありません。
外傷なのかMPSなのか?それとも併発しているのかを診て治療することが必要です。
当院では、お子様の症状をチェックし適切な施術を行っています。
例えば以下のようなケースがMPSによるものです。
- 太ももの肉離れ(筋肉の断裂)だと思っていたのに実は筋肉のスパズムだった!
- 指がしびれているから頚椎症か敬津ヘルニアの疑いと言われたが、肩甲骨や鎖骨まわりの筋肉が原因だった!
- 頭痛がする。肩こり・首こりが原因だった!
- 腰痛がお腹の筋肉が原因だった!
新座市まきの接骨院では、以前よりMPSに着目し研究・施術を行ってきました。
早めに施術することが早期回復の秘訣です。時間がたつにつれ治りにくくなります。