肩甲骨はがし
肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしという言葉は聞いたことありますか?
肩甲骨をはがすと聞くと何だか怖い、痛そうという感想を持つ方が多いでしょう。
肩甲骨とは背中側にある左右一対の骨であり三角形をしています。
肩甲骨は上腕部ともつながっており、上腕部を動かすと肩甲骨も動く仕組みになっています。
解剖学的には。腕とは肩甲骨から指先までとされています。
肩甲骨には多くの筋肉が付着しており【肩甲骨から首】【肩甲骨から背骨】【肩甲骨から腕】【肩甲骨から腰】【肩甲骨と肋骨】になります。
これらの筋肉が硬くなると肩甲骨の動きが制限されます。肩甲骨を動かすことでそれらの筋はストレッチされ緊張が無くなり正常な状態に戻ります。
筋肉は緊張すると痛みが出たり、神経や血管を圧迫することで違和感やしびれなどを引き起こすことがあります。首肩周りの痛みや不調がある方は肩甲骨の動きを改善すると症状が軽減・解消する可能性があるため肩甲骨はがし(肩甲骨の動きを改善)は首肩周りの症状に有効とされています。
筋肉は緊張が強くなるとトリガーポイントができてしまうことがあります。
例えば頚椎と肩甲骨をつなぐ肩甲挙筋という筋肉は肩こりに強く関係していると思われます。
いわゆる肩こりの痛みや肩甲骨の内側に痛みや違和感があればこの筋肉を施術すると良いでしょう。
直接この筋肉への施術を行う事も重要ですが、周りの筋肉の緊張が強いと肩甲骨は動けない為肩甲挙筋もすぐにまた緊張し始めます。
このため直接的に肩甲挙筋を狙い施術すると同時に、肩甲挙筋が硬くなった原因(肩甲骨の動きが悪いや頚椎の動きが悪い)を解消する必要があるのです。
これらを一気に施術できる肩甲骨はがしは一度はやってみて損はない施術方法と言えます。