【症例】首の痛みと両腕の痛み・しびれ|50代女性
【症例】首の痛みと両腕の痛み・しびれ|50代女性
給食調理のお仕事をされている50代女性です。
主な症状は、
・首の痛み
・両腕の痛みとしびれ
・仕事中よりも夜に症状が強くなる
というものでした。
給食調理では、大きな鍋をかき混ぜる作業などで腕や肩、背中を繰り返し使います。
今回の状態を確認すると、胸・肩・肩甲骨周辺の筋肉に強い緊張がみられました。
腕や手のしびれは、頚椎や神経だけでなく、筋肉の緊張、トリガーポイント、胸郭出口周辺の神経や血管への負担など、さまざまな要因が関係することがあります。
そのため、最初から原因を一つに決めつけず、首の動き、筋肉の緊張、しびれの出方などを確認しながら施術を行いました。
今回考えたポイント
仕事では毎日ほぼ同じ動作を繰り返しており、特に大きな鍋をかき混ぜる際に、胸・肩・肩甲骨周辺へ大きな負担がかかっていると考えました。
また、腕に症状を起こすことがあるトリガーポイントや、胸郭出口周辺の筋緊張も確認しました。
今回の症状については、こうした筋肉の緊張や身体の使い方が関係している可能性を考えました。
行った施術
腕への関連痛が考えられるトリガーポイントを確認し、数か所へ施術を行いました。
さらに、胸・肩・肩甲骨周辺の筋肉や筋膜にも施術を行い、腕へつながる神経や血管周辺への負担を減らすことを目的に調整しました。
施術だけでなく、仕事中の身体の使い方についてもアドバイスしました。
鍋をかき混ぜる動作も見直しました
大きな鍋を腕の力だけで速く回し続けると、肩や腕への負担が大きくなります。
そこで、
・必要以上に速く回さない
・腕だけで動かさない
・ボートを漕ぐように身体全体を使う
・体重移動を利用する
など、できるだけ同じ筋肉だけに負担を集中させない方法をお伝えしました。
症状だけでなく「なぜ負担がかかったのか」を考えます
痛みやしびれが出ている場所を施術するだけでなく、
なぜそこに負担がかかったのか
まで確認することが再発予防には重要です。
今回も鍋をかき混ぜる動作が原因と断定できるわけではありませんが、仕事の内容や身体の状態から一つの可能性として考え、動作の改善をご提案しました。
今後も症状の変化を確認しながら、必要な施術やセルフケアを調整していきます。
両腕のしびれや筋力低下などが強い場合には、必要に応じて医療機関での検査をおすすめします。





