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肩関節インピンジメント症候群について

2025.05.30 | Category: 知識

肩関節インピンジメント症候群

肩関節インピンジメント症候群をご存じですか?米大リーグドジャースの佐々木朗希選手もこの肩関節インピンジメント症候群になり故障者リストに入ったそうです。

佐々木選手は右肩を使うと痛くなり検査を受けましたが、特に何も見つからなかったそうです。
インピンジメントとは肩甲骨と上腕骨に腱板(ローテータカフ)が挟まれ痛みを起こす症状です。

症状と検査

特徴的な症状としては、腕を上げる動作、特に肘を曲げたまま肘を上に持ち上げる動作で痛みが出ることが挙げられます。これは、腱板が挟まれる動きだからです。日常生活で腕を上げる分にはさほど痛みを感じなくても、特定の動きで痛みが生じるのが特徴です。

また、「検査では何も見つからなかった」という佐々木選手の場合のように、レントゲンでは骨の異常が見つからないこともあります。これは、腱板や滑液包といった軟部組織の問題であるため、より詳細なMRI検査などで病態が明らかになることがあります。

原因と治療

腱板の中でも特に棘上筋(きょくじょうきん)が硬くなることで痛みが生じるケースが多く見られます。この筋肉は、腕を横に上げる際に働く重要な筋肉です。

治療としては、痛みの原因となっている部位を特定し、そのほぐし(マッサージやストレッチ)や、 weakened musclesのトレーニングを行うことで改善が見込まれます。また、炎症を抑えるための薬物療法や、必要に応じて注射が行われることもあります。投球動作のフォーム改善も、再発防止のために非常に重要です。

佐々木選手も、適切な治療とリハビリテーションによって、早期に復帰できることを願っています。