「腕が上がらない」その肩の痛み、本当に五十肩ですか?
「腕が上がらない」その肩の痛み、本当に五十肩ですか?
最近、肩の痛みで腕が上がらない方が立て続けにご来院されました。皆さん口を揃えて心配されるのが、「これって、四十肩・五十肩ですか?」ということです。
確かに、腕が上がらないというのは四十肩・五十肩(以下、五十肩)の代表的な症状です。しかし、実はその症状、**「本物の五十肩」**ではないかもしれません。
本物の五十肩と「五十肩もどき」の違いとは?
「本物の五十肩」の場合、腕を横から上げようとしても30度ほどしか上がりません。無理に上げようとすると激しい痛みが走り、まるで肩関節が凍りついたかのように固まって動きません。英語で「フローズンショルダー」と呼ばれるゆえんです。
この場合、自然に痛みが引くのを待つことが多いですが、施術を行うことで回復までの期間を短縮することは可能です。本来1年ほどかかる症状が、8ヶ月ほどに短縮されるといったイメージです。
一方で、症状はよく似ているけれど、施術で早期改善が期待できる**「五十肩もどき」**があります。これは、放っておくと慢性化してしまうため、早めの対処が重要です。
当院の得意技「マリガンテクニック」で短期間で改善!
当院では、この「五十肩もどき」に非常に効果的なMWM(マリガンテクニック)という手法を用いています。
このテクニックを簡単に説明すると、腕を上げる時に、肩関節が正しい動きをするよう、術者がサポートし、動きを誘導するテクニックです。
先日も肩の痛みで来院された方にこのテクニックを試したところ、施術直後から痛みがなく、腕が上がるようになりました。
「すぐに元に戻ってしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、施術によって「痛みなく腕が上がる状態」が作れるということは、その状態を定着させれば良い、ということです。
肩の悩みを根本から解決する「原因究明アプローチ」
マリガンテクニックで関節の動きを整えるだけでなく、痛みの原因となる筋肉の緊張をほぐし、姿勢を改善することで、肩のトラブルは解決に向かいます。
このように、当院では患者さんの症状が**「本物の五十肩」なのか、「五十肩もどき」なのか**を正確に見極め、それぞれに最適なアプローチを行います。長引く肩の痛みや、腕が上がらないお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。諦めかけていた痛みを短期間で解決できるよう、全力でサポートいたします。